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日商服務支援股分有限公司



日台連携セミナーSeminar


日台ビジネスアライアンスの展開について
余吉政(Mr. Yu,Chi-Zen)
台北駐日経済文化代表処 副代表及び経済部 部長

                    <<要旨>>

【日本と台湾双方の投資の増加】 
台湾と日本は相互にとって重要な経済貿易パートナーであり、日本は常に台湾の重要な対内投資国である。昨(2012)年日本の対台湾投資件数は再度新たに記録を塗り替え、2011年の441件を超えて619件となり、投資総額は4億1,433万米ドルに達している。また、2012年の台湾企業の対日投資金額は10.9億米ドルに達し、これも歴史上最高額となっており、台日双方の企業の連携動向が日増しに熱を帯びてきていることが示されている。

【日本と台湾はベストパートナー】 
日本企業は新興市場の成長活力を吸収しようと、その技術とブランドの優位性を活かし、海外との連携および産業連盟の強化に力を入れている。台湾企業も国際産業分業と研究開発スキル向上の必要性の下、日本企業との連携強化を強く望んでおり、加えて双方には長きにわたる貿易、投資、産業連携関係に基づく親近感と信頼感があるため、互いにとって連携のベストパートナーとなり得る可能性がある。

【中国の発展と台湾との関係】 
中国大陸の経済規模が日増しに拡大し、すでに世界第2位の経済大国となっており、新興市場として注目を集めているが、両岸経済貿易関係が改善され、経済交流が顕著に熱を帯びる中、双方は、双方(台湾と中国)は2010年に両岸経済枠組協定(ECFA)を締結、まず早期収穫リスト(関税引き下げ・規制緩和先行実施品目一覧)を取得し、その後続々と各種協議を行い、続いて昨(2012)年8月には両岸投資協議を締結、さらに今年6月21日には両岸がサービス貿易に関して合意に達した。今後台湾企業はその言語、文化、人脈等さまざまな優位性を活かしながら、中国大陸市場の運営を継続し、中国大陸を「世界の工場」として世界に向けた輸出を展開するだけでなく、同時に中国大陸を「世界の市場」とみなし徐々に深耕していく。

【台湾企業と手を組んで中国を目指す】
中国大陸で発展を目指す日本企業にとって、中国大陸の言語、文化、社会習慣を熟知した台湾企業は、まさにその足りない部分を補うことが出来る。


注)2013年8月8日に開催されました日台連携セミナーの内容を弊社が要約し見出しをつけました。

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